居抜き店舗での投資額の実例「その2」

居抜き店舗での投資額の実例「その2」

前章からの続きになりますが、長年に渡って勤務してきた調理師が同じ職場のサービス係と結婚することを契機に二人で和食店を開業して独立しようと個々都に決めました。
しかし、全てを新規に造ろうとして計算してみますと次のような大きな投資金額になってしまいます。

 

博多で評判の個室居酒屋

 

1、 ビルの保証金:368万円
2, 設計料と設備内装の工事代金の合計:約1500万円
3, 家具関係一式:350万円「テーブル・椅子・食器棚他」
4, 看板制作費とメニュー看板:70万円
上記以外に運転資金500万円、食器、グラス類、や不動産仲介手数料等を入れますと総事業費として少なくとも3000万円になります。
これでは二人の850万円の貯金に銀行借入をしても到底追いつきません。

 

一時は独立の夢を諦めましたが、料理人仲間から「居抜き物件」の仲介業者紹介してもらいました。

 

その業社が手がけている居抜き物件の中で自分たちが探していた地域にピッタリの居抜き物件の紹介を受けて見にゆきましたが、築7年で経営者が病気になって廃業したが直ぐに決断してくれれば500万円の内装費を100万円でもOKということでした。

 

銀座 ランチ きたいち酒場

 

ビル側との「現状復帰義務」の期限が1週間後に迫っているのが400万円も値下げする理由だそうです。

 

売り主としては現状復帰義務のために約350万円かかるそうですので大負け金額にするそうです。

 

築7年の寿司屋ですが自分たちは和食店なので厨房設備もカウンターも家具類も殆どそのまま使えそうです。

 

新宿で女子会にオススメの個室居酒屋

 

おまけに外の看板類も文字と写真を変えれば使えますし、食器類、グラス類もおいて行ってくれるそうですので大助かりです。
結果的に投資金額は下記のようになりました。「面積は20坪」
1, 保証金などのビル関係費用合計:320万円
2, 内装及び外観の一部改装費:300万円
3, 一部家具の補修代:30万円
上記の合計が920万円になりますが、不動産仲介料と不足の食器類、小物類および運転資金の全てを含めた総事業費が約1420万円でおさまりました。
結果として手持ち資金850万円と運転資金として銀行借入を500万円で開業できるようになりました。